2013年5月15日水曜日

インド人って。。。。タフ


インド人、と一言で言っても日本人が簡単に一括り出来ないように、彼らもまた一括りには中々出来ません。
大きく分けると北はアーリア系、南はドラビダ系、東にはベンガル人と別れ、現在のインド人はそれらの混血の人々が主となっているようです。
英語を含め17もの公用語が存在し、宗教も気候も社会常識も相当に異なる国なので、多種多様な人々が生活しています。しかしそういった中でも外国人目線で感じた、インド人の共通点をこちらで書かせて頂きたいと思います。

今回は特に感じた点、インド人はタフ、と言うことについて書いていきたいと思います。

1.インド人はタフ

気持ちの表現の仕方の違いもあるのかもしれませんが、現代の日本人(特に若者)と比べると
相当にタフだと思います。
今回のインド出張では車2台にそれぞれ専属ドライバーが付き、運転をしてもらっていたのですが、
インドの交通事情は日本と比べると悪路が多く、また運転のマナーが全く異なります。
日本的な感覚からすると、全く信じられないような悪質ドライバーばかりです(あくまで日本でやった場合です)。

今でこそ舗装されている道路は増えてきていますが、何故か1車線半の幅しか舗装されていない事がおおく、対向車が来るたびに片輪が未舗装の路肩の上を走っているので、グワングワン揺れます。
またその中を時速100キロ以上で飛ばすので危険極まりないのですが、このドライバーのイスワランさんと言うのが100キロ以上スピードを出して周りの車をドンドン抜かしていくのです。
しかも抜かすたびに路肩に片輪が付くので、これまたグワングワン揺れます。そんなにスピード出さなくてもいいんじゃないかと思いながらも、この運転ありきでスケジュールが組まれているので
そうも言ってられません。

石が取れる山に入る道などはもちろん舗装されてなどいなく、ことさらに悪路です。場所によっては土煙で視界が殆ど無い様な所もあります。

このような場所を毎日10時間以上、酷い時は12時間ほぼ休みなく運転しなければいけないイスワランさんには、感謝の気持ちと共に同情も禁じえないのですが、そんな彼から不平不満が全く聞こえないんです。
表情にも出しませんし、疲れたそぶりまったく見せません。
大変じゃないの?と何回か聞いてみたんですが、ちょっと腰が痛いくらいかな~と言った感じで全く平気な顔をしています。計9日程運転をお願いしたのですが、最終日も元気な様子で笑顔で別れる事が出来ました。

これが日本の若者(もしくは自分)だったら疲れただの、やってらんね~だの不満ばかり言うと思うので、インド人はタフだな~と思った次第であります。


現地で私達の車をずっと運転していてくれたドライバーのイスワランさん。



途中の休憩の様子



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